スキャンパンの使い方

スキャンパン

スキャンパンのご使用方法、特にお手入れ方法は、一般的なコーティングのフライパン、鍋と異なります。

ここでは、ご使用方法についてのコツやポイントをご案内致します。

詳細のご使用方法については、製品に同封される取扱説明書をご確認頂き、スキャンパンが100%のパフォーマンスを発揮できるよう、正しくお使いください。

ご使用方法

1. スキャンパンは温めてから調理しても、温めないで食材を入れて加熱しても、ノンスティック性能を発揮します。

2. 空焚きはコーティングを痛めます。
スキャンパンを含め全てのフッ素加工フライパンは、高温にさらされることで性能が劣化し、剥がれや欠けの原因にもなります。
スキャンパンはフライパン自体の温度が260度までは問題なくお使い頂けるように設計、製造されていますが、260度を超えるとコーティングの性能が劣化し、元の性能には回復できなくなります。

3. 調理中も260度以下でお使いください。
スキャンパンは他の一般的なフライパン、鍋に比べてとても熱伝導が良く、同じ火加減であればより速く温まります。お肉やお魚に焼き目を付けた後にそのままの火加減を続けてしまうと、260度を超えてしまいます。
食材に焦げが発生しコーティング面に付着します。また、フッ素加工も劣化させてしまいます。
他のフライパン、鍋の時の火加減ではなく、調理中の食材の状況に応じて火加減を調整してください。

ご使用での注意点

・調理後の食材はフライパン、鍋に放置しないでください。
スキャンパンを含め全てのフッ素加工フライパンは、調理後の食材をそのままフライパン内に放置すると、食材中の酸や塩分がコーティングの微細な穴から徐々に浸み込み、コーティングとベースの金属面を痛め、剥がれや欠けの原因となります。

・金属製のターナーも可能です。
使用通常のご使用でフッ素樹脂が剥がれることはありませんが、調理面に薄く細かい傷がつく場合があります。ご了承ください。

火が調理器具の裏底からはみ出ることがないようして下さい。
ハンドルの取り付け部に火が直接当たると、内部構造の熱膨張が起こり、ハンドルのゆるみの原因となります。

 

お手入れ方法

1. 日頃のお手入れは、お料理のあとすぐ、
まだフライパン、鍋が熱いうちにお水(できれば洗剤を適量)を張っていただき、しばらくたってから普通に食器洗い洗剤で洗っていただければ、
ほとんどの汚れを落とすことができます。
落ちていない焦げ、汚れがある場合は、火加減が強すぎます。
すぐに重曹洗浄、硬めのナイロンスポンジなどで汚れを落とし、
次回のお料理の際に火加減に注意してください。

2. スキャンパンは大変に熱伝導率の高い素材(圧縮鋳造アルミニウム合金)でできており、一般的なフライパン、鍋と比較して、1~2段階弱めの火加減で全体的に均一に火が入ります。
また、スキャンパンは大変丈夫にできており、ご使用開始からピカピカになるまでよく洗いコーティング面の汚れをしっかりと落とすことが永く使い続けるためのポイントです。

3. 重曹洗浄のご案内
20cmのソテーパンの場合、
フライパンに重曹大さじ3~4杯程度入れて水で満たし、中火で沸騰させる。
沸騰したら弱火に切り替え、30分位クツクツと煮て火を切り、
12時間以上(一晩)そのまま放置し、その後ナイロンスポンジの硬い面で
ピカピカになるまで洗う。
スポンジで洗う際、水が茶色くなる場合はまだ汚れが残っている状態です。
ポイントは、水が透明になるまで、何度か洗浄を繰り返すことです。
※一度、お使いのフライパンが蓄積した汚れにより炭化してしまい、その箇所をこすり洗いすると、コーティングが損傷してしまう為『保証対象外』となります。
予めご理解の上ご対応ください。

4. 焦げ付きなどの落ちにくい汚れには、硬いスポンジを使って焦げ付きのこすり洗いを行う際は、必ず重曹で煮沸して焦げ付きを柔らかくしてから行ってください。特に、既にコーティングが傷んでいる場合は、強度が落ちており傷つきやすくなっています。焦げ付きの具合によって力加減の調整をお願い致します。こすり洗いは5分を目安にお願い致します。
キュッキュッと水を弾くまでしっかりと汚れを落としてください。
特に調理面がワッフル状のタイプは凹み部分に汚れが溜まりやすくなっております。
汚れが固着している場合は、重曹洗浄を何回か繰り返し、
煮沸後の重曹水の浸けおき(一晩~一昼夜)も必要かと思われます。
※金たわしはご使用いただけません
※落ち切れない汚れ、焦げ付きが無ければ、硬いスポンジでのこすり洗いは不要です。  
※不要なこすり洗いは、コーティングを傷め寿命を縮めてしまいます。  

5. 水気をふき取ります。
火にかけて乾燥させないでください。
使用後に油を塗るなどのお手入れは不要です。

 

 

食材のくっつきが気になる

ほとんどの場合、食材のくっつきや焦げ付きの原因は、
火が強すぎる
または、
汚れや焦げ付きが洗浄しきれておらずコーティング面に接していない
あるいは、
その両方です。

まずは、硬めのスポンジ、ナイロンたわしでしっかりとこすり洗いをし、汚れ、焦げ付きを落として下さい。

焦げ付き、汚れが固着し、コーティング面に蓋をしている状態で使用されると、熱がコーティング面にとどまって過熱状態となり、コーティングが劣化している場合があります。
その場合、コーティングが剥がれることがございますが、保証対象ではございません。ご了承願います。

こすり洗いを行って頂いた後に、食材のくっつきや焦げ付きが改善されない場合は、弊社カスタマーサービス
info@scanpan.co.jp
宛てにお写真をお送りください。
汚れの状況、コーティング面の状況を判断させて頂きます。
お名前、お使いのフライパン、鍋の種類をお書き添えの上、お写真を添付してお送りください。
お写真は、コーティング面が分かるようなもの、フライパン全体が写っているものなど、複数を頂けると判断しやすくなります。

 

サポート

スキャンパンは一般的なコーティングフライパンとはご使用方法が異なります。
スキャンパンの使い方

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